スタッフインタビュー｜地方から東京にでて美容師になるポイント

地方から東京に出て美容師をやってみたいというかたはたくさんいますよね？

弊社スタッフで沖縄から上京して頑張っているアシスタントの男性スタッフがいます。

ポリッシュヘアーメイク金町店の山口くんです。

この記事では前半は私から山口くんへのインタビュー形式で、東京都葛飾区で一人暮らしをしながら美容師アシスタントをしていて実際に感じてることや、これからの目標などを語ってもらいました。

後半まとめ部分で東京のなかでも一等地とその他地域での違いなどを解説しています。

東京で美容師アシスタントとしてスタートしようかと考えてる人はぜひ参考にしてみてください。

目次

弊社沖縄出身アシスタントの経歴

──出身は？

沖縄県豊見城市生まれ、沖縄市育ち、学生時代は沖縄市で育ちました。生粋の沖縄っこです。学生時代はのほほ〜んとしてて、沖縄は大好きです。ですが、中学生時代には沖縄をでて、東京にでようと思っていました。

──なんで東京に出ようと思ったんですか？

漠然と東京に憧れを抱いてました。

──実際の東京は、当時憧れをいだいた気持ちとギャップはありますか？

新宿スワンとかそういったギラギラした世界だと思っていたが、意外とお店も早く閉まるし、想像より優しいイメージです。

──人の雰囲気は、沖縄と比べて東京、もしくは葛飾区は違いはありますか？

沖縄の人は温かみのある人が多く、みんな優しい人が多いです。葛飾区の人たちもスタッフはじめ、お客様も優しくて温かい人が多い印象です。とくにギャップを感じることはありません。このインタビューで、改めてギャップを感じてないことに気がつきました笑

──アルバイトの経歴と、今の美容の仕事にいかされたアルバイトはありましたか？

バイト経歴はカラオケ店、沖縄のお土産屋さん、ピザ屋さんのキッチン、引越し屋、床屋さんです。床屋さんは美容学生時代に通ってたメンズサロンです。美容師と似たような業界だからバイトを決めました。カラオケ店とお土産屋さんは今の接客のヒントになっています。

わりと早い段階から東京で美容師をやるイメージがあったそうで、目標に対してアクションを行えていたそうです。将来のイメージをしたり目標を持つことが行動につながるとても良い事例ですね。

東京を選んだ理由

──何で東京を選んだんですか？

東京に憧れていました。

──どんなところに憧れてましたか？

【東京】という名前がブランド価値があって、何かはわからないけど【東京】に身をおきたいと思っていました。

──東京で好きな街はどこですか？休日に行く東京のスポットを教えてください。

原宿、下北沢、高円寺。理由は古着が好きなので、良い古着屋さんがあるのと、居酒屋さんが良いところがあるから。

──なんで葛飾区に決めたんですか？

住みやすそうなのは葛飾区だと感じました。原宿などは休日に行ければ良いと思い、葛飾区からだとどこも小一時間程度でいけるので便利だと思いました。

──実際に東京に住んでみて、今何を感じてますか？

一人暮らしは意外と寂しいと感じています笑。友達や彼女とあったりして寂しさは解消しています。あとは沖縄と同じくらい夏の暑さを感じて驚いています。

──住み心地はどうですか？

葛飾区しか住んだことはないけど、とても良いです。

──どんなところが？

落ち着いているし、食べるものに困るものはないし、電車でいきたいところは1日でどこでもいけるところです。

美容師1年目の生活

ネットに出ている美容師のネガティブな情報より、意外とそうでもないと感じています。

──東京に出てきている友達はどうですか？

友達のサロンはパワハラなど、理不尽に怒られることが多く、きつそうです。

──山口くんは、今の環境はどうですか？

良いと感じてます。みんな優しいし、夜は練習しても良いし、疲れてたら帰れるし、精神的に良い環境だと感じてます。

──ポリッシュヘアーメイク金町店では朝が練習時間ですが、朝練という環境はどうですか？

正直朝は眠いです。朝は苦手です。ですが、朝に練習することによって体も心も目覚めてくるので、営業が気合いが入ります！

──お金の面はどうですか？

平均は分かりませんが、生活に困っていることはありません。寮制度がとてもよく、東京の一人暮らしとしてはかなりお得に住めています。

──今後の目標を教えてください

給料をもっとあげて、好きなもの食べて、いろんなものを買えるようにすること。入社して2年以内にスタイリストデビューして、この人に任せたら間違いないと思ってもらえるような美容師になることです。

──目標は叶いそうですか？

はい！！！

山口くんはSNSなどの情報で、昔は美容師は働く時間も長く安月給で社会保険もない過酷な業界だ、というのをよく目にしていて覚悟して東京にきたそうですが、時間拘束も思ったより長くないし、生活も苦しくないので実際来てみないとわからないものだなあ、とかんじているそうです。

地方（沖縄）と東京の違いなど

──沖縄ではなく東京で働くメリットは？

いろんな刺激になるものがたくさんあるところです。

──それは沖縄にいたころのイメージと違いますか？

違います。より身なりを気にするようになったし、沖縄から東京に出てきている友達も、明らかに沖縄にいる頃よりオシャレになって垢抜けています。そういったことがとても刺激になって良いです。

──沖縄と東京でオシャレに関する違いは感じますか？

沖縄にも好きなお店はありますが、東京のほうがたくさんあるし、おしゃれな人がたくさんいる印象です。スマホの情報ではなくて、実際に肌で感じることができるところが東京の魅力に感じてます。

──今ほしいファッションアイテムは見つかりましたか？

今はまだありません。しいていえばレッドウィングのブーツで、5万くらいです。

──いつまでに買いますか？

ハサミの貯金とかがあるので、スタイリストデビューしたら記念で買います笑

──実家を出て大変なことは？

家事全部を自分でやることと、ご飯を作るのが大変です。スーパーのお惣菜には大変お世話になっています笑

──親のありがたみを感じましたか？

めっちゃ感じています。

──親に連絡はしていますか？

はい。LINEで頻繁に連絡しますが、電話はたまにするくらいです。

──お母さんはなんて言ってくれていますか？

目の前のことに向かって頑張れと応援してくれてます。

──山口くんにとって親孝行とはどんなことですか？

現在までやこれからもらえる愛情をお母さんに返すことです。

──具体的にどのようなことをしたら返せそうですか？

車が趣味なので、お母さんが好きな車を買ってあげたいです。

実家を出て大変なことは多々ありますが、目標を持ってやることがとても大切ですよね。親御さんの想いを引き受けております。全力で山口くんを応援していきます！

まとめ

山口くんの話を元にまとめてみました。

・家事などは全部自分でやる
・食事管理は栄養面と費用面の両方から考える
・アシスタント時代は決して給料が高い訳ではなく、家賃が高すぎると大変
・1人が苦手な人は寂しさとの戦い
・家賃補助がどれくらいあるか
・給料と家賃補助と交通費を合わせた金額が23万円以上のサロンは良い
会社の寮という制度です。
給料20万円＋6万程度のアパートを3万円で住めます。実質家賃補助3万円＋交通費1万5千円まで。
・会社理念がスタッフの幸福や生活向上が含まれているサロン＝比較的スタッフの疲弊感が少ないサロンは優しいスタッフが多い。
・寂しいと感じる人はスタッフが仲良いサロンであれば、食事を一緒にいける(社長が奢ります笑）
・福利厚生が充実しているサロン
・お休みが週に2日あるサロン

 

山口くんは社長の私からみてもとても頑張っています。そして、オンとオフをしっかり切り替えていて、練習を頑張る時などやるべきことは一生懸命に頑張っています。

これは、本人の意向とあっている働き方だということです。

自分に合った働き方はどういったサロンなのかが重要で、例えば弊社の場合でしたらプライベートも重要視しながら、最短2年以内でスタイリストデビューができ、東京の一人暮らしがカツカツでは無いように設計しています。

また、定期的に有名美容師さんをお招きしてセミナーをしてもらうなど、さまざまなコンテンツを用意しているサロンなので、トレンドなどを肌で感じながら美容師を楽しめます。

こういった総合的な充実度でいえば、都心部のサロンなどはもう少し家賃の相場が高くなったり、プライベートに関わることに負荷がどうしてもかかるでしょう。

逆に超ストイックにいきたい人は良いかもしれませんが。

いずれにせよ地方から東京に出て美容師をする場合ある程度の目標、目的は必要となります。だからといって、そんなに自分に嘘をついてまで目標を立てる必要はありません。

実際来てみてからできる目標や目的もあります。

それだけ東京は魅力的な場所でもあります。来てみてから様々な人との出会いや環境があるでしょう。

気負いすぎず楽しく東京のサロンを探してみて下さいね。

弊社の求人情報もぜひご参考ください。

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